大谷翔平選手の二刀流の原点は日本ハム時代の大谷マニュアルにあった

2018年メジャーリーグのア・リーグ新人王( ルーキー・オブ・ザ・イヤー )に選出された大谷翔平選手

日本人選手としては1995年の野茂英雄投手、2000年の佐々木主浩投手、2001年のイチロー外野手以来、17年ぶり4人目の快挙で二刀流としては日本人初!

投手として10試合に先発して4勝2敗、防御率3.31

打者では104試合で打率.285 22本塁打、61打点、10盗塁

同一シーズンでの10試合登板、20本塁打、10盗塁はメジャー史上初の快挙!

世界最高峰のメジャーリーグでルーキーイヤーから強烈なインパクトを残した大谷翔平選手は「 二刀流 」という特殊なプレイヤーとして、どのように成長をして世界的な投手・打者になったのでしょうか?

大谷翔平選手のプロフィール

大谷翔平(おおたにしょうへい)

日本国岩手県奥州市(旧水沢市)出身

1994年7月5日生まれ (2018年現在24歳)

身長:193cm

体重:97kg

右投左打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。
投手と打者を本格的に両立する二刀流であり、2014年にはNPB史上初となる「2桁勝利・2桁本塁打」(11勝、10本塁打)を達成。
翌2015年には最優秀防御率、最多勝利、最高勝率の投手タイトルを獲得。翌2016年には、NPB史上初の「2桁勝利・100安打・20本塁打」を達成。
投打両方で主力として日本ハムのリーグ優勝と日本一に貢献し、NPB史上初となる投手と指名打者の2部門でのベストナインの選出に加え、リーグMVPに選出された。
球速160km/hの日本のアマチュア野球最速投球記録、更に165km/hのNPB最速投球記録保持者である。

引用元:wikipedia

大谷翔平二刀流計画「 大谷マニュアル 」とは?

まず「大谷マニュアル」にかかせないのが、5年間指導した日本ハム元ピッチングコーチ黒木知宏さんと、元内野守備走塁コーチ兼作戦担当白井一幸さんです。

二刀流は投手・打者として投げること打つこと2つやるので、他の選手と同じようにピッチング練習を打撃練習をすると、周りの2倍練習をすることになってしまい、身体が壊れてしまいます。

そこで考えられた練習方法が、とにかく頭を使って身体を動かす、そして繰り返すという特殊な練習方法です。

黒木知宏さんいわく、何度も何度も繰り返してドリル的な練習をさせていたらしいです。

なるほど、子どもの頃に何度も繰り返して勉強した漢字ドリルや計算ドリルと同じですね。

他の投手が捕手に何球も投げ込むのに対し、大谷選手はネットや壁に向かってゆっくり投げるだけの練習を繰り返していました。

人に投げるとかピッチング練習ではなくて、ひとつひとつ立ち方・スタンスを考えて、1球1球確認をしながらフォームを身体に染み込ませていたのです。

そこには黒木さんの「 量より質 」という考えと、打撃練習をするための体力温存をするという狙いがあったのです。

身体を疲れさせずに自分で考えた動きができるような練習をして、それをブルペンでチェックする。やみくもに量をこなすのではなくて、物事ひとつひとつ考えながら練習をするということが黒木さんの「 大谷マニュアル 」でした。

二刀流の運命を変えた白井さんの言葉

プロ1年目のシリーズ、大谷選手は外野手としても出場していました。彼の俊足と強肩を生かした守備は、日本ハムにとって大きな武器となっていたのです。

投手・外野手として77試合に出場したのですが、日を追うごとに打率は下がり、投手としても13試合に登板してわずか3勝という結果でシーズンを終えました。

そこで、当時内野守備走塁コーチ兼作戦担当だった白井さんが監督に「 これでは三刀流になっています 」という話をして、投手とDHに限定させる提案をしたのです。

球団としては、いっぱい投げてより多く打席に立ってほしいという思いがありましたが、限度があります。

そこで白井さんの提案により、投手とDHの2つに絞ったほうが成功する可能性が高くなり、ケガのリスクを減らせるという考えに沿って大谷選手の起用方法を変えました。

その結果、投手として3勝だったのが最高で15勝。打率が.238だったのが最高で.332まで上昇したのです。

まとめ

日本ハムという球団、そして黒木さんと白井さんが大谷選手を大事に育てたのは間違いないでしょう。メジャーに通用する身体と技術を身に着けた5年間はとても重要でした。
2018年シーズン開幕前に、エンゼルスのGMをはじめ首脳陣が日本ハムの施設に訪れています。詳細は明かされていませんが、おそらくそこで二刀流育成のノウハウが引き継がれたと考えられます。
エンゼルスもより良い形を考えているのでしょうし、大谷選手の成長に合わせて良い形をこれからも探し続けていくと思いますよね。

2018年全米を席捲した大谷選手。トミージョン手術をした影響で、2019年はリハビリを完了後に打者に専念する予定になっており、本格的に投手に復帰するのは2010年とみられています。

大谷選手が打者に専念したらホームランがどこまで量産できるのか、とても楽しみです。そして2~3年以内に二刀流に完全復帰するのが今からワクワクしますね!

日本球界において150キロ以上で速球派と言われるなか、史上最速の165キロを記録してメジャーの強打者並みにホームランが打てるという異次元な選手。

誰も歩んだことがない大谷選手の「道」はまだまだ続いていきます。


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